「皆で建て上げる教会」―使徒の働き18章24~28節―
〈中心聖句〉
「あなたがたはキリストのからだであって、一人ひとりはその部分です。」(Ⅰコリント12:27)
初代教会は、使徒、教師、信徒が手を携えて福音を宣べ伝えました。今日は、初代教会の指導者たちを支えたアキラとプリスキラ夫妻から、教会の望ましい姿を学びましょう。
1. パウロを支える働き
アキラとプリスキラは信徒として仕事に励みつつ、パウロの伝道に同行し協力しました。教会の建て上げとは、皆が協力して取り組むものです。召し、賜物、立場の違いは、仕え合い補い合う時に生きて用いられます。
2. アポロを支える働き
伝道者アポロは有能でしたが、その福音の知識には偏りがありました。アキラとプリスキラはアポロに助言をして励まし育てました。真正な福音は、教会全体で守るべきものです。伝道者の欠けすらも、教会が補い育てていく時、教会は前進できます。私たちの教会において、現代のアキラとプリスキラが次々と誕生していきますように。