2024年1月28日(日)礼拝説教要旨

「自分の道を主にゆだねよう」―箴言16 章1~9節―

「人は心に自分の道を思いめぐらす。しかし、主が人の歩みを確かにされる。」

箴言16章9節

 私たちは、いろいろと計画を思い巡らします。特に人生どう生きたらよいだろうかというのは、生きている限りのテーマです。私たちは、どのように考えることが出来るのでしょうか。

 

Ⅰ;舌への答えは主から来ます(1~3)

 私たちは、自分の道を主にゆだねましょう。舌への答えは主から来ます。私たちは、多くの計画を立てます。私たちが計画を立てる時、まず心の中であれこれと考えて思い巡らしてみるものです。その次にすることは、何を優先するかということを考え、それを言葉として表現します。「舌」というのは、「言葉」と言うこともできます。私たちの考えには、必ずそれを表現する言葉が伴うものです。

しかし、私たちが言葉として表現した目標や計画を実行し、どのような結果となるかは、主なる神様が決めることだということなのです。

 

Ⅱ;主がすべてのことを整えてくださる(4~8)

 私たちは、自分の道を主にゆだねましょう。主がすべてのことを整えてくださいます。私たちが立てる計画の段階で、神様が働きかけてくださいます。私たちは、祈りつつ最善だと思う計画を立て、祈りつつ実行していきます。しかし、その通りに物事が進まないということがあるものです。

皆さん自身が考えるタイムスケジュールと神様のタイムスケジュールが違うとき、慌てることはありません。思うように事が進まないと嘆くこともありません。神様は、ご自身のタイムスケジュールの中で私たちのために最もよい道を整えておられるからです。

 

Ⅲ;主によって確かにされます(9)

 私たちは、自分の道を主にゆだねましょう。そうすればその道は、主によって確かにされます。私たちは、心に自分の道を思い巡らします。それは大切な事です。思い巡らしたら、そのことを主にゆだねて主に導いていただきましょう。もし、自分の思いとは違う、考えていた方向ではないと感じたならば、自分で握りしめている部分、ゆだねていない事柄がないかどうか思い巡らしてみましょう。

 

 神様が、私たち一人ひとりの歩むべき道を知っておられますから、人生の計画の実行を神様にゆだね、神様によって確かにしていただきましょう。