2022年11月27日(日)礼拝説教要旨

「恵みを受けよう」―ホセア書6章1~11節―

 

「わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない。全焼のささげ物よりむしろ、神を知ることである。」 ホセア書6章6節

 

 今、スーパーやオンラインショップでの買い物で「ポイント」がつきます。「現金還元」という言葉も頻繁に目にするようになりました。そのようにして、一人でも多くの人に買い物をしてもらいたいということです。また人々もポイントをもらうために買い物をするという事もあるでしょうか。

しかし買い物のポイント以上に、私たちが受け取るべきものがあります。これは、全ての人が必要とするものです。それは、神様の恵みです。神様の恵み以上に、私たちの人生を豊かにするものは他にないのです。

 

Ⅰ;心から悔い改めて主を知る

 私たちは、神様から恵みを受けることが出来ます。そのためにまず私たちは、心から悔い改めて、神様を知ることを切に求めましょう。

イスラエルの人たちは、心からの信仰告白や悔い改めを込めて、ホセア6章1~3節の言葉を言い表してはいなかったようです。彼らの心は、神様が指摘する様に「朝もや」のようであり、「朝露」のようだったのです。私たちは、主の前に祈る時、どのような心で祈るでしょうか。私たちが悔い改めをする時、その言葉は「朝もや」のような「朝露」のような表面的な、一時的な言葉になっていないでしょうか。

 

Ⅱ;神様の願いを知る

 私たちは、神様の恵みを受けることが出来ます。そのために必要な2つ目のことは、神様の願いを知ることです。神様の願っておられることは、私たちが、心から誠実な信仰をもって主なる神様を礼拝する事です。私たちが礼拝の場に集う時、その心にはどのような思いがあるでしょうか。私たちは、礼拝を守ります。しかしもしその礼拝が「儀式」となるなら、礼拝に出席すればよいということになったら、神様は、ホセア6章6節と同じ言葉を今も語り掛けることでしょう。私たちは、心から霊と真実をもって主を礼拝しましょう。

 

Ⅲ;救い主イエス様による恵み

 私たちは、救い主イエス様によって、神様の恵みを受けることが出来ます。私たちは、今日からアドベントを迎え、救い主イエス様のご降誕を感謝しお祝いするクリスマスを迎える備えをします。待降節のアドベントも12月25日のクリスマスも毎年やって来ます。しかし、今、私たちは、「毎年の事」としてクリスマスを迎えるのではなく、私のために救い主がお生まれになったという特別な記念日として、信仰と感謝と喜びをもって、主を礼拝しましょう。