2022年10月23日(日)礼拝説教要旨

「唯一のまことの神」―ホセア書5章1~7節―

 

「聞け、イスラエルよ。主は私たちの神、主は唯一である。あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」申命記6章4~5節

 

 私たちの神様は、人を生かし、生きる道を定めて下さり、導く唯一のまことの神様です。私たちは、唯一のまことの神様のもとでのみ多くの祝福を受けることが出来ます。

 

Ⅰ;神様は知っている

 私たちの信じている神様は、天地を造られた唯一のまことの神様です。私たちの人生は、唯一のまことの神様の御手の中にあり、すべてが知られています。この真理を忘れてしまうと、私たちの人生は、思わぬ方向にそれてしまう事でしょう。

私たちの唯一のまことの神様は、私たちの全てを知ってくださり、私たちが罪を離れ、神様をまっすぐに見上げて礼拝することが出来るように、声をかけ、御手をさし伸ばしてくださるお方なのです。

 

Ⅱ;神様を畏れる

 私たちの神様は、唯一のまことの神様です。そして神様は、私たちの全てを知っています。ですから私たちは、神様を畏れ敬い歩みましょう。この「畏れる」というのは、怖がると言う恐怖ではなく、「かしこむ」という畏れのことです。それは、神様を敬い、見上げて仰ぎ見るという言い方にもなります。

私たちにとって最も大切なことは、唯一のまことの神様を誇り、神様を畏れ敬うことです。そして心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして神様を愛し、仕えることです。

 

Ⅲ;神様を信頼する

 私たちの神様は、唯一のまことの神様です。神様は、私たちを知っておられます。そして私たちは、主なる神様を畏れ敬います。もう一つ大切なことは、神様を信頼するということです。

神様は、ホセアを通してイスラエルの民に厳しく語ります。それは、イスラエルの民が神様に立ち返り、神様を信頼して、信仰を回復するためなのです。イスラエルの民は、まず神様に祈り、神様に信頼することを学ばなくてはなりませんでした。

私たちは、いつも事あるごとに神様を信頼して祈ることを選びましょう。なぜなら「神は、われらの避け所、また力。苦しみむとき、そこにある強き助け(詩篇46:1)」だからです。