「溢れる神様の愛 」ー ホセア書11章1~12節 ー
「エフライムよ。わたしはどうしてあなたを引き渡すことができるだろうか。イスラエルよ。どうして あなたを見捨てることができるだろうか。どうしてあなたを アデマのように引き渡すことができるだろうか。どうしてあなたを ツェボイムのようにすることができるだろうか。わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている。」 ホセア書11章8節
ホセア書11章で神様は、私たちにどのような声で語り掛けておられるのでしょうか。神様が私たちに語りか ける声には、どのような調子があり、どんな感情が響いているでしょうか。ホセアは、溢れる神様の愛を私たちに教えています。
Ⅰ;確かな導き
溢れる神様の愛は、確かな導きの中に表されています。この神様の導きは、私たちの人生のすべての事柄の中で確認することが出来 ます。
イエス様は、雀の命を支配し、人の髪の毛を知っておられる主なる神様が、私たち一人ひとりのことを知らないはずがないし、愛しておられないはずがないでしょう と 言われました(マタイ10:29~30) 。私たちは、生まれる前から神様に知られ、神様の導きの中に生きているのです(詩篇139:13~16) 。私たちは、これまでずっと神様の愛に包まれて来たこと、これからも確かな導きの中を歩めることを感謝しましょう。
Ⅱ;完全な赦し
溢れる神様の愛は、完全な赦しによって明らかにされています。ホセア11章には、神様と私たちとの関係を 親と子という表現で語られています。神様は、イスラエルを「わたしの子」と呼びかけ、腕に抱いたと言っておれます。
神様の愛は、イエス様の十字架の贖いという完全な救いとなって私たちに与えられているのです。神様の愛ゆえに私たちは、罪の赦しと い う道を見出すことができるのです。神様の愛を心に受けて歩みましょう。
Ⅲ;回復の恵み
溢れる神様の愛は、私たちに回復の恵みを与えます。神様は、ホセアを通してイスラエルの回復を約束されました。
私たちは、溢れる神様の愛に包まれていることを感謝しましょう。そして私たちの人生は 、いつでも神様の確かな導きの中にあることを喜び、私たちを決して見捨てないという神様の憐れみの情熱を感謝しましょう。神様は、私たちの罪を赦し、私たちの心に安らぎを与え、心を癒し、神様の愛に生きるようにと回復を与えてくださいます。