「幸いな人-神に信頼する人は!」― 詩篇84篇8~12節 ―
詩篇の詩人は、「なんと幸いなことでしょう あなたに信頼する人は」と歌う。
□「あなたに」
詩篇の詩人はここで<あなた=神>に対して特長のある呼び方-「ヤコブの神」「万軍の神、主」-をする。
○「ヤコブの神」とは…
⇒詩篇46:7,11 参照。
○「万軍の神、主」(1,3,8,12節)とは…
□「信頼する人は」
詩篇の詩人は、<あなた=神>を信頼し、どんな時にもこのお方に心を注ぎ、祈る(8,9b 節 。このお方は、ご自身に信頼し、祈り叫ぶ者を決して見放すことはない
(11節⇒詩篇103:2,5参照 )。
詩人は神の大庭で一日過ごしたい、神の家の入り口に立っていたいと歌う(10節)。
□「万軍の主」こそ救い主キリスト
宗教改革者M. ルターは、救い主イエス・キリストこそ「万軍の主」であると力強く宣言する(新聖歌280‐2参照)。
▷救い主イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスの季節、キリストが今日、私たち-あなたを呼んでいる、「わたしのもとに来なさい」と。
キリストを心に迎え、愛の神を信頼しその御手の中にすべてを委ね、「幸いな人」として新しく一歩を踏み出そう! また、神の家族–教会–と共にこのお方に賛美の歌を歌いつつ歩もう!