「主のほかに神はいない」― 詩篇18篇25~30節 ―
「神 その道は完全。主のことばは純粋。主は すべて主に身を避ける者の盾。主のほかに だれが神でしょうか。私たちの神を除いて だれが岩でしょうか。」詩篇18篇30~31節
本当の神様を知っているか、知らないかでは、大きな違いがあります。今日の聖書箇所は、主なる神様を知っていることの恵みを教えていると思います。詩篇18 篇30 、31 節を中心にしながら、ダビデが歌った神様の素晴らしさを見ていきましょう。
Ⅰ;その道は完全
主のほかに神はいません。この神様が、示される道は、完全です。
神様は、私たちが弱く、つまずいてしまいそうな時、天を押し曲げるようにして私たちの所に来てくださいます。神様は、私たちの弱さや限界から感じる神様との距離をグッと縮めて手を伸ばして、みざわを行われるのです。このように示される神様の道、神様の方法は、正しく、完全なのです 30 節 。だから私たちは、神様に祈ることが出来、神様の導きを求めるのです。神様のなさることに期待して歩みましょう。
Ⅱ;御言葉は純粋
主のほかに神はいません。この神様の御言葉は、純粋です。この純粋と訳された言葉には、ほかに「精錬する」という意味があります。神様の御言葉は、精錬された純度の高い金のように素晴らしいということなのです。
神様が私たちを導く、御言葉の語り掛けは、どんな高価な宝石や金よりも好ましく、私たちの人生を輝きで満たします。神様の言葉は、
私たちの心の中の不純物を取り除き、私たちを輝かせるものとなります。私たちの人生が神様の御言葉によって導かれるなら、その人生は、純金よりも素晴らしく、輝いたものになります。
Ⅲ;身を避ける者の盾
主のほかに神様はいません。この神様に身を避ける者は、神様によって守れます。なぜなら神様が、その人の盾になってくださるからです。
ダビデは、私たちに、「神様と言うお方の後ろに隠れるように、神のもとに身を隠しなさい」と勧めています。神様は、信頼する全ての者の盾なって、守って下さるのです。
私たちの信じ、信頼する神様以外に救いはありません。主なる神様以外に私たちの盾となり、岩となって守ってくださるお方はいません。神様に身を避け、人生を導いていただきましょう。